きらら浮世伝おわり

昨日大阪の千秋楽も終わり先程東京に帰ってきました。
途中風邪をこじらせ声がかれてしまい、皆様には御迷惑、御心配をおかけしました。なんとか千秋楽は持ちこたえることが出来ましたがこれからはもっと自己管理を徹底していきます。
思えば今年の1月にアキレス腱断裂というアクシデントがあり仕事もほとんど出来ずにいましたが、ちょうど怪我から復帰できるというときに「きらら浮世伝」のお話を頂きました。
いままでいろんな舞台に出させていただきましたが劇団に客演するというのは初めての経験でした。
扉座の皆さんはとても紳士的で、芝居に対しても情熱をもってモノづくりをするなぁというのがはじめの印象でした。それは最後まで変わりませんでした。さすが横内さんの繊細な世界を体現している人達だなぁと感動するとともにたくさんのものを与えてもらった気がします。
「きらら浮世伝」はパンフレットなどで横内さんが書いていらしゃるように横内さんと扉座にとってとても思い入れの深い作品でそれゆえに今の今まで上演されることがなかったとのことです。その作品に参加できたことはとてもうれしくまた自分にとっても意味のある舞台だったと思います。
永遠に存在する舞台などはなく、舞台というのはやる度に終わりに近づいていくもので、セリフは喋る度に消えていってしまうのです。千秋楽の舞台では今言ったセリフは本当に消えてしまうのです。きっとそれは僕達役者から消えても観客席にいる皆さんの中には消えずに残るのでしょうね。だからこそ舞台はかくも美しくいいものであるのだと思います。この舞台はそんなことを考えずにはいられませんでした。
「きらら浮世伝」みなさんにはどんな思い出として残るのでしょうか。僕にとってはかけがえのない舞台のひとつとして心に刻みたいと思います。
無事に千秋楽を終えることが出来きたのは扉座のみなさん、スタッフのみなさん、そして劇場に観に来ていただいたみなさんのおかげです。本当にありがとうございました。
またお会い出来る日まで。